現代社会において、セックスレスは多くのカップルや夫婦が直面する悩みですよね。仕事や育児、家庭内の負担など日常のストレスが影響するだけでなく、心理的な背景や夫婦間のコミュニケーション不足が大きくかかわっています。ここでは、セックスレスに陥る主な原因を4つ挙げ、それぞれに具体例を交えて解説します。
目次
1 コミュニケーション不足
コミュニケーションが足りないと、心の距離も離れていく。
- 心の距離が広がる
日常生活の忙しさやSNSといったスマホなどへの依存が、対面での会話や感情の共有を妨げます。例えば、夕食後に2人ともスマートフォンばっかり見ていると、お互いの悩みや喜びなどの感情が伝わらず、心のすれ違いが生じます。 - 感情のすれ違いと誤解の蓄積
小さな不満や疑問が解消されずに積もると、いつしか「相手は自分を理解してくれない」という不信感に変わります。これにより、セックスに対する積極性や安心感が低下し、結果的に身体的な接触が少なくなってしまうかも……。 - 対話の質の低下
意識的なコミュニケーションが行われない場合、2人の間での「共感力」が失われ、互いのニーズや望みが把握できなくなります。たとえば、日々のストレスや成功体験を共有する習慣がなくなると、感情的な繋がりが薄れ、親密さが減少します。
2 日常のストレスと疲労
ストレスと疲労は、適切に発散を。
- 肉体的・精神的疲労の影響
長時間労働や育児、家事などで体力が消耗すると、夜のリラックスやエネルギーを必要とするセックスに対する意欲が低下します。睡眠不足や慢性的な疲労は、ホルモンバランスにも影響し、性的欲求を抑制する原因となります。 - ストレスホルモンの影響
高いストレス状態では、コルチゾールといったストレスホルモンが分泌され、性ホルモンの働きを阻害することが知られています。たとえば、日々の仕事のプレッシャーが続くと、身体は防衛モードになり、性的な接触を後回しにしてしまいます。 - リラクゼーションの欠如
忙しい日常の中で、2人でリラックスする時間や趣味を共有する機会が減少すると、セックス以外のコミュニケーションも希薄になります。結果として、心身ともに緊張状態が続き、セックスへの抵抗感が増大するのです。
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